どこにでもいるような普通の一般人が、たまに自分用メモを書いてる。

初詣 (平成22年)

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ここ数年、初詣は大國魂神社に行くことにしている。
両親がともに島根県出身である私にとって、大国主を祀る大國魂神社は初詣の行き先として最適だ。それに、大きな神社で、屋台も多く出るからシンプルに楽しさがあり、おみくじ売りなどのバイト巫女ちゃんが多いのも重要だ(笑)。

今年も例年通り京王の終夜運転で行ってきたのだが、どうも今年は電車運がないようだ。
たいていの鉄道会社では、終夜運転を「xx分おき」と表示する (京王だとこういう表示)。駅まで行けば、当駅の発着時刻表は見ることができるのだが、全体ではない。途中乗換を前提にするとまったく読めなくなる。
最寄り駅、京王多摩川駅に行くと、電車が出ていく音がする。時刻表を見ると、次の電車は約40分後。
調布駅までは徒歩15分程度。じゃあ歩くかと調布駅まで歩いていくと、調布駅西側の踏切で京王線下りの電車が出て行く様を目にする。
駅に着いてみると次の電車は25分後。寒いが待つ。後から振り返ると、調布駅まで歩かず自宅で30分待機し京王多摩川駅から電車に乗れば寒い思いをせずに済んだわけだが、時遅し。

帰りもさんざんで、これはまあ府中駅から神社に向かう前に府中駅の時刻表を確認しなかったせいでもあるが、参拝と見物を一通り終えて府中駅に戻ると、やはり上り電車が出て行った直後で、30分待ち。
立っているのもなんなのでホームに上がってベンチで待つと、これが寒い。ライナーをつけてこなかったことを後悔する (そもそも風の吹きすさぶホームで待つという判断自体が最悪)。ハクキンカイロのおかげでなんとか耐えきり、ようやく来た上り電車に乗る。
ここまでは自分の確認や判断ミスによる待ち時間なのでしかたないのだが、調布駅での接続が悪すぎる。京王線上りで調布駅に着いてみると、次の相模原線下りは30分後。いくらなんでもダメだろ京王、少しは考えてくれ。結局歩いて帰った。

時刻表の12月号なり1月号なりに終夜運転の時刻も掲載して欲しい。「xx分おき」ではなく。

さて、大國魂神社の話に戻ると、深夜の人出は例年より多く感じた。昨年までは2時を過ぎると屋台がどんどん閉まっていったものだが、今年は3時前でもまだまだ営業中。
屋台も昨年まではだいたい同じおっちゃんが同じところにいたものだが、今年は入れ替えがあったのか、顔ぶれが違うようだ。串焼きが減り、ドネルサンドが増えている。串焼き屋台のハラミ串を食べるのが初詣の楽しみの一つだったのだが、年々ハラミを出している串焼き屋台は減っていて、今年はついにハラミ全滅である。

おみくじの手順が効率重視なのか変更されていて残念だった。
昨年までは、

  1. 列に並び
  2. バイト巫女ちゃんに100円を渡して
  3. 御神籤箱をガラガラ
  4. 出た棒を巫女ちゃんに見せて
  5. おみくじを受け取る

という順序だった。

ところが今年は、

  1. 列に並ぶ前に、列の外側にある机に置かれている御神籤箱でガラガラをやっておいて
  2. 列に並び
  3. 巫女ちゃんに100円渡しつつ出た番号を口頭で伝え
  4. おみくじを受け取る

という順序。
確かに客の回転効率は上がるのだろうが、これでは味気ないと言わざるを得ない。
年に1回の初詣なのだから、むやみやたらな効率化は厳に戒むべきではないか。

ところで、京王線上り電車が府中駅到着の際、進んでくる先頭車両が目の前に来たところで大声をあげた馬鹿4人組 (20歳前後?) がいた。特に何のこともなく電車は普通に停車、そのまま出発したが、電車非常停止、駅員の確認、爾後電車遅延となってもおかしくない蛮行だ。
こうした輩はどのようなしつけを受けたのか。親の顔が見てみたい。

親世代もダメなのがいた。
じゃがバター屋台に並んでいたら、子犬を抱えたおっさんが私の前に割り込み、中学生ぐらいと思われる娘さんに注意されていた。
参拝の列でも、団塊世代らしき男がしきりに私の前に割り込もうとした。
こういうやつの子が、駅で叫ぶ馬鹿ガキになるのだろうか。先の娘さんは大丈夫であろうが。

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