ロケットネット (ロケットドメイン)からのドメイン移管 (転出) 手順と注意点のメモ。
新規・移管がキャンペーンで安い時に時折利用している。が、更新は安くないので転出 ;-)
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ロケットネット操縦席 (コントロールパネル) にログイン。
「マイアカウント」タブ→「請求管理」→「契約」で、対象ドメインへ。
「解約をリクエストする」に行き、テキストエリアで「他社へ移管する」に「○」をつけて送信。 -
自動送信のメイルが来るので、記載された「お問い合わせ窓口」を開く。
対象ドメイン名を明記し、「他社に移管するのでロック解除と Auth-Code の発行を希望する」旨記入して送信。 -
→翌日ぐらいに Auth-Code がメイルで届くので、移管先に入力。
注意点としては、whois 情報に関するものがある。
ロケットネットでは契約中、Admin/Billing/Tech の各 contact はロケットネットの情報が表示されるようになっており、コントロールパネルの「ドメイン連絡先」は Registrant にしか適用されない。
当然ながら、移管時にはすべての contact がユーザー側の情報に変更されることになるわけなのだが……
「お問い合わせ窓口」での連絡時に、特に指定しない場合、whois 情報が「ドメイン連絡先」に記入したものではなく、ユーザーのアカウント情報に設定される。
個人が自分のドメインを使っているだけなら差し支えないが、仕事で使う場合、登録代行している場合など、これでは不都合だ。
対策は、あらかじめ「ドメイン連絡先」を編集しておき、「お問い合わせ窓口」での連絡時に、「whois 情報をその『ドメイン連絡先』に設定する」よう指定する、というもの。
ロケットネットの Auth-Code 発行は自動ではなく、人の手を入れているようなので、こうした指定を入れると、そのように対応してくれる。
まあ、せっかく「ドメイン連絡先」という情報があるのに、わざわざそれとは別のアカウント情報から引っ張るのが、そもそも解せない……というのも否めないが。
「お問い合わせ窓口」での文例:
下記ドメインにつき、他社に移管しますので、
「ドメインレジストラロック解除とオースコードの発行」
等のご対応をお願い致します。
また、これにあたって whois 登録情報を変更する際には、
「ドメイン連絡先」に登録してあります「#0000 EXAMPLE」を
用いて下さい。
> ---------------------------------
> ご契約ID:#0000
> ご契約名:example.com
> ---------------------------------
「ご契約 ID」あたりは、解約申請で自動送信されるメイルから貼り付けるのが楽。