Avante Hosting の KVM VPS 128MB を契約してみた。
2、3年ほど前から OpenVZ VPS は月あたり 1 USD のものが登場していたが、Xen や KVM の VPS はなかなかそこまでの値段には下がらなかった。
ところが Avante Hosting は半年で 6 USD、月あたり 1 USD で Xen、KVM の提供である。
カナダの会社で、VPS のホストはフロリダ。東京からの ping rtt は 190ms 前後。
コントロールパネルは SolusVM で、料金を支払うと即開通 (私は PayPal で支払った)。
初期状態では ssh も入っていないので、VNC で設定していくことになる。
ここで少し引っかかった点として、コントロールパネルにある Java VNC Viewer が Firefox、Iron で動かない。
Internet Explorer を使うか、View Connection Settings に書かれている接続情報でスタンドアローンの VNC Viewer を使う必要がある。
OS の選択肢は、おおむね普通。Debian、Ubuntu、CentOS Arch、FreeBSD、OpenBSD など。契約時の選択肢には 64bit 版しかないが、コントロールパネルでマウントできる CD-ROM イメージには 32bit 版もあるので、CD-ROM 優先で起動するようにしてリブートすれば再インストール可能。
なにぶん 128MB プランの契約なので、少しでもメモリーフットプリントが小さくなる方がいい。
DNS 逆引きは、あらかじめその正引きが VPS の IP アドレスになっているようにしておいてから、コントロールパネルで設定する。設定完了後はすぐ反映される。
Setting のところで NIC と HDD に vertio が選べるので、再インストール前に切り替えてみた。
しかし 128MB プランで色々パワーが足りないので、体感できるほどの違いはない。
稼働安定性のほどは未知数ながら、KVM では swap が設定できるのでありがたい。
3年半使っている OpenVZ 128MB VPS は burstable も 128MB なので、aptitude upgrade の際いくつか daemon 殺さないとメモリー不足でコケる ;-)