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MicoHosting の激安 VPS を契約してみた

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MicoHosting というホスティング業者が激安 VPS を出してて、ちょっと前から興味はあったものの契約には至らない状況だった。
それが今回 IPv6 だけのプランで年 4 USD ってのを出していたので、思わず飛びついてしまった。
我が家は IPv6 環境ないけど、最悪でも SolusVM からコンソール叩けるし、お試しお試し。

(それがなんと IPv4 に化けちゃった)
(2013/06/24 修正: その後 IPv6 が直ったというアナウンスが来て、グローバル IPv4 アドレスはお召し上げと相成り……)
(2013/09/07 追記: 08/25頃から「ノード移転でアップグレード」と称してダウンしたままで、夜逃げ目前感が激しい。要注意)

カタログスペックはこんな感じ。

  • 4 USD / 年
  • メモリ 128MB
  • ディスク 2GB
  • 月間転送量 200GB
  • 場所 ペンシルベニア州スクラントン (ping rtt 200ms 弱)
  • OpenVZ

業者自体はギリシャ人だけど、サーバーはアメリカ。まあよくある再販業者な感じ。

PayPal で料金支払ったら即開通。
ところがこいつがいきなりすっこけた。

私は Debian を使うので、開通したらすぐ SolusVM で reinstall するのだが、status: complete になってもディスク使用量が 0 表示。
boot ボタン押してみると起動しかかるんだけど、すぐ落ちちゃう。

しかたないのでサポートチケット。
新しいコンテナーを用意してくれた。しかしこれも同じ症状で動かない。

俺「同じ症状」
MH「ちょっと時間くれ」
2日後……
俺「その後どう?」
MH「IPv6 が問題だった。IPv6 切った。IPv4 でつながるようにしてある」

IPv4 に化けちゃった! わーい。 その IPv4 アドレスが以前 spammer が使ってたもののようで、逆引きにそれがついてたり、RBL に登録されていたりするのは、ご愛敬といったところか ;-)

とりあえず Debian squeeze 32bit を reinstall して、wheezy に dist-upgrade。
VPS 自体の ssh で入ってると色々殺してもメモリ不足で lzma がコケる。
apt-get が食ってるメモリもあるので個別に dpkg したりで対応したけど、どうにも syslinux と syslinux-common が通らない。
しかたないので SolusVM から入って、sshd やら cron まで殺して、さらに zsh がメモリ食うので exec /bin/dash までして通した。
しかし考えてみたら syslinux 自体必要ないので削除しておけば良かった ;-)
128MB だと fail2ban が 5MB 強とってるのが呪わしい。

ping rtt はあと 10ms ぐらいは早くてもよさそうな場所だと思ったけど、tracepath してみたら一度ニューヨークに行ってから折り返してるので、しかたないかな。

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