2012年12月から Google Apps Standard Edition (無償版) の新規登録が出来なくなった。
代替策としてそこら中で推されてきたのが Outlook.com (Hotmail) で独自ドメインを使う Windows Live アドミン センターだが、このたびこれも終了した。
すでに登録できなくなっている。
Google Apps は既存ユーザーにはサービスを続けているが、Outlook.com は Office 365 への移行を促し、無料サービスは終了しそう。
というわけで代替策だが、現状 Zoho あたりが一番マシかと思われる。
無料版のユーザー数は、日本語サイトでは3ユーザーまでと書かれているが、実際には5ユーザーまで使える1。
基本的に安定しているのだが、転送、特に携帯電話への転送では不満を感じるかも知れない。
Yandex を推す人もいるようだが、ドメインはロシア語サイトで設定する必要がある。
日本語で、と考えると、もう Zoho が最後の砦といった感。
英語では、FreeCpanelSharedHosting.com の無料枠に空きがあれば、かつ、DNS の設定が説明なしで自力でできるなら2、アリかも知れない。
メイルは5ユーザーまで。web mail は Horde、Roundcube、SquirrelMail が利用でき、どれも日本語で使える。
英語圏の Cpanel 無料ホスティングは色々あるが、ここは運営者がそれなりに信用できると思うので、ご紹介。
執筆時点での空きは3枠。
Google Apps の場合、少しずつ制限をかけていき[3]、新規登録を終了し、最後に Google App Engine への登録で1ユーザーのみ使えるという裏技も終了した。
が、既存ユーザーへのサービスは利用開始時の条件のままだ。ドメインも追加できる。
従って、Google Apps アカウントを持っているなら、ドメインをそこに追加して使うのがベスト。
私も500ユーザーアカウントや、50ユーザーアカウントを複数持っている。
(規約違反だとは思うが) Google Apps アカウントがついているドメインを Google Apps アカウントの管理情報とともに売買するケースも散見される。
(2014/05/13 追記)
Zoho の無料版ユーザー数上限が、5ユーザーから10ユーザーに増えた (Zoho の blog 記事)。
日本語版の表示は相変わらず3ユーザーだが。