どこにでもいるような普通の一般人が、たまに自分用メモを書いてる。

HP t5570 シンクライアント (2)

日付:

2016/05/14 の記事の続きにあたる。

前回の記事末尾で触れた、mSATA SSD を HP t510 の SATA ポートにマウントする変換基板「SOL312-0」を購入し、装着した。SSD は Transcend の 32GB (TS32GMSA370)。

t5570 + SOL312-0
元々は t510 用なのだが、ぴったり入っていて、まるで t5570 専用にあつらえたかのようだ。
この状態で WES2009 を導入し、問題なく動作している。
ヒートシンク上のシリコンシートが汚いのは見なかったことにして欲しい。

t5570 は元々 Disk on Module (DOM) がストレージとして搭載されているが、容量は 2GB しかない。
DOM でもう少し容量のあるものを買おうとすると、mSATA や2.5インチの SSD よりも割高になるし、数千円程度に収めようとすると AliExpress で中華 DOM を買うほか選択肢がない1
2.5インチ SSD は筐体内で固定できない。
そういうわけで、この変換基板はまさに「こういうの欲しかった」という言葉があたる。

t5570 本体に標準で装着されているスペーサー2では変換基板がぐらついて少し心許ないのだが、変換基板付属のスペーサーならガッチリ固定される。
mSATA SSD を変換基板に固定するネジも付属しており、かゆいところに手が届いた逸品だと思う。

製作者の方の記事はこちら



  1. 中華 DOM は大手 SSD メーカーと比べると品質に不安がある。 ↩︎

  2. ただし標準では SATA ではなく IDE の方に装着されている。 ↩︎

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