どこにでもいるような普通の一般人が、たまに自分用メモを書いてる。

Avante Hosting 激安 KVM VPS の1ヶ月レビュー

日付:

Avante Hosting の KVM VPS 128MB を利用開始してから1ヶ月経過したので、レビューを。

結論から言うと……激安系の中ではマシな方かな? ;-)

といってもたいした使い方はしてなくて、DNS のセカンダリを置いたり、他サーバーの稼働チェックを回している程度。

全体的に CPU を食う処理は遅い。他社の詰め込みまくり (overselling) OpenVZ とかよりも、基本的には遅い印象。だがこれは逆に CPU の割り当てをきっちり絞っていて、隣人の影響を受けにくいのかも知れない。
aptitude upgrade の際に Building dependency tree で待たされたり、gzip をほどくのに時間がかかっているのが、CPU の遅さを体感する典型例。
激安 VPS に多いストレージ激重には、今のところ出くわしていない。

利用開始から1ヶ月間のダウンタイムは以下の通り。

  • 8/14 : 11時間弱
  • 8/30 : 6時間弱
  • 9/04 : 2時間

このところ BuyVM や TurnKey Internet の優秀さに慣れてしまっているので、この落ちっぷりで久々に「俺、激安 VPS 使ってる!」感をおぼえた(笑)。
月 1 USD であると前置きしたら、稼働率 97.4% はマシな方。というわけで、激安系の中ではマシな方。
次の1ヶ月に期待。

スタードメインへのドメイン再移管手順

日付:

過去に一度スタードメインで登録、またはスタードメインに移管したことがあり、現在他社に移管済みのドメインを、再度スタードメインに移管する際の手順 (2012年8月版)。
他社ではわざわざ手順のメモなど必要なく、ただ普通に移管を試みれば済むのだが、スタードメインで移管申請を出そうとドメイン検索すると「× 移管できません」と表示され、申請できないのだった。

というわけでカスタマーサポートに連絡したところ、指示された手順は以下の通り。

  1. 移管にかかる料金分のプリペイドをチャージする。

  2. カスタマーサポートにドメイン再移管の旨と対象ドメイン、希望上位レジストラーを連絡する。

  3. カスタマーサポート対応後、コントロールパネルに対象ドメインが現れ、右側の通常「ドメイン管理ツール」ボタンが表示されているエリアに「移管申請手続き」ボタンが表示されているので、押す。

  4. 以降、通常の移管手順同様に進んでいくので、適宜対応。

なお、この場合の移管では、A8 のセルフバックを踏んでも適用外になるようだ。

Avante Hosting の激安 KVM VPS を契約してみた

日付:

Avante Hosting の KVM VPS 128MB を契約してみた。

2、3年ほど前から OpenVZ VPS は月あたり 1 USD のものが登場していたが、Xen や KVM の VPS はなかなかそこまでの値段には下がらなかった。
ところが Avante Hosting は半年で 6 USD、月あたり 1 USD で Xen、KVM の提供である。
カナダの会社で、VPS のホストはフロリダ。東京からの ping rtt は 190ms 前後。

コントロールパネルは SolusVM で、料金を支払うと即開通 (私は PayPal で支払った)。
初期状態では ssh も入っていないので、VNC で設定していくことになる。
ここで少し引っかかった点として、コントロールパネルにある Java VNC Viewer が Firefox、Iron で動かない。
Internet Explorer を使うか、View Connection Settings に書かれている接続情報でスタンドアローンの VNC Viewer を使う必要がある。

OS の選択肢は、おおむね普通。Debian、Ubuntu、CentOS Arch、FreeBSD、OpenBSD など。契約時の選択肢には 64bit 版しかないが、コントロールパネルでマウントできる CD-ROM イメージには 32bit 版もあるので、CD-ROM 優先で起動するようにしてリブートすれば再インストール可能。
なにぶん 128MB プランの契約なので、少しでもメモリーフットプリントが小さくなる方がいい。

DNS 逆引きは、あらかじめその正引きが VPS の IP アドレスになっているようにしておいてから、コントロールパネルで設定する。設定完了後はすぐ反映される。

Setting のところで NIC と HDD に vertio が選べるので、再インストール前に切り替えてみた。
しかし 128MB プランで色々パワーが足りないので、体感できるほどの違いはない。

稼働安定性のほどは未知数ながら、KVM では swap が設定できるのでありがたい。
3年半使っている OpenVZ 128MB VPS は burstable も 128MB なので、aptitude upgrade の際いくつか daemon 殺さないとメモリー不足でコケる ;-)

スタードメインからのドメイン移管 (転出)

日付:

スタードメインからのドメイン移管 (転出) 手順と注意点のメモ。
ここは全体的に低価格で、私も結構使っている、ある意味おすすめレジストラーなのだが、更新の請求タイミングが他社より2ヶ月早いので、転出することもある。


  1. 「ドメイン管理ツール」にログイン。

  2. 画面上部「各サービス管理ツール」の左端フクロウアイコンから「ネットオウル / メンバー管理ツール」へ。 「決済情報」→「利用中のサービス」対象ドメインの「利用停止する」ボタンから解約申請を行う。

  3. 「ドメイン管理ツール」に戻り、対象ドメインの管理ツールへ。

  4. 「レジストラロック」が通常「ON」になっているので、「ロック変更」で「OFF」に。

ここまでは共通だが、ここから先は gTLD と汎用 JP で手順が異なってくる。

  • gTLD の場合:
    whois に自分のメイルアドレスが設定されていることを確認し、「レジストラコンタクト」の「認証キー送信」ボタンで Auth-Code を送信させる。whois 登録メイルアドレスに届く。
    数分程度で届くが、スタードメインサイトが妙に重い時などは再度送信させる。
    あとは普通に移管先から移管申請を出せば良い。

  • 上位が eNom の場合、移管先からの確認だけでなく、eNom からも確認メイルが来る。放置しても5日後に移管されるが、明示的に Accept すれば日数短縮になる。

  • 上位が KeySystems の場合は、eNom のような確認メイルは来ない。eNom で確認メイルを放置した場合の日数で移管完了となる。

  • 上位が Netowl の場合は、eNom のような確認メイルは来るが、進めるには放置しかない。明示的な操作は拒否しかできないからだ。

  • 汎用 JP の場合:
    JP の場合、移管先から出た移管申請を、移管元 (この場合スタードメイン) に承認させる必要がある。
    この承認作業を依頼する手順が、よく変更されるので、まずサポートページから問い合わせることを推奨する。
    2011年9月中旬に提示された手順は、下記フォームに記入してサポートに送信する、というもの。
    対象ドメインが複数の場合、ドメインごとにこのフォームを複数書いて送る必要がある。

 -------------------------------------------------------------
 1.移管ご希望ドメイン名:

 2.変更先指定事業者名:

 3.該当ドメインの移管を行う旨、ドメイン登録者へ意思確認を行いましたか。

  【確認済み】【未確認】※該当するものを残してください。
 -------------------------------------------------------------

そして移管先から移管申請を出させるのだが、このタイミングも重要だ。
スタードメインは「JP ドメインの転出処理は毎週水曜日に行っている」とのことで、たとえば木曜に出した申請は翌週水曜まで待たされることになる。
仮に移管先が「申請後5日間承認されない場合に取り下げる」といった処理になる場合、移管失敗してしまうこともあり得るわけだ。

ロケットネットからのドメイン移管 (転出)

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ロケットネット (ロケットドメイン)からのドメイン移管 (転出) 手順と注意点のメモ。

新規・移管がキャンペーンで安い時に時折利用している。が、更新は安くないので転出 ;-)


  1. ロケットネット操縦席 (コントロールパネル) にログイン。
    「マイアカウント」タブ→「請求管理」→「契約」で、対象ドメインへ。
    「解約をリクエストする」に行き、テキストエリアで「他社へ移管する」に「○」をつけて送信。

  2. 自動送信のメイルが来るので、記載された「お問い合わせ窓口」を開く。
    対象ドメイン名を明記し、「他社に移管するのでロック解除と Auth-Code の発行を希望する」旨記入して送信。

  3. →翌日ぐらいに Auth-Code がメイルで届くので、移管先に入力。

注意点としては、whois 情報に関するものがある。
ロケットネットでは契約中、Admin/Billing/Tech の各 contact はロケットネットの情報が表示されるようになっており、コントロールパネルの「ドメイン連絡先」は Registrant にしか適用されない。
当然ながら、移管時にはすべての contact がユーザー側の情報に変更されることになるわけなのだが……

「お問い合わせ窓口」での連絡時に、特に指定しない場合、whois 情報が「ドメイン連絡先」に記入したものではなく、ユーザーのアカウント情報に設定される
個人が自分のドメインを使っているだけなら差し支えないが、仕事で使う場合、登録代行している場合など、これでは不都合だ。

対策は、あらかじめ「ドメイン連絡先」を編集しておき、「お問い合わせ窓口」での連絡時に、「whois 情報をその『ドメイン連絡先』に設定する」よう指定する、というもの。

ロケットネットの Auth-Code 発行は自動ではなく、人の手を入れているようなので、こうした指定を入れると、そのように対応してくれる。
まあ、せっかく「ドメイン連絡先」という情報があるのに、わざわざそれとは別のアカウント情報から引っ張るのが、そもそも解せない……というのも否めないが。

「お問い合わせ窓口」での文例:

下記ドメインにつき、他社に移管しますので、
「ドメインレジストラロック解除とオースコードの発行」
等のご対応をお願い致します。

また、これにあたって whois 登録情報を変更する際には、
「ドメイン連絡先」に登録してあります「#0000 EXAMPLE」を
用いて下さい。

> ---------------------------------
> ご契約ID:#0000
> ご契約名:example.com
> ---------------------------------

「ご契約 ID」あたりは、解約申請で自動送信されるメイルから貼り付けるのが楽。

コーチョーの猫砂 (おから) について問い合わせてみた

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コーチョーの猫砂「ワンニャンおからDEサンド 7L」と「ネオ砂 おから 7L」がどう違うのか、コーチョーに問い合わせてみた。

回答:

製品の仕様としましては同じ製品となります。

ありがとうございました > コーチョー担当者様


背景事情。
猫を飼っている。
猫砂はコーチョーの「ワンニャンおからDEサンド 7L」を使っているのだが、補充しようと楽天を見てみると、一部ショップで「ネオ砂 おから 7L」に差し変わっていた。
ショップによっては「ワンニャンおからDEサンド 7L」を売っているので、仕様・特性が異なる別製品の併売かも知れないと考えて、問い合わせるに至った。

この猫砂、砕けやすくて、猫トイレの底に猫砂の砕けた粉末がたまりやすいのだが、尿の固まり具合や消臭などは非常に良いので、愛用している。
同じ仕様なら、ネオ砂でも安心して使えるってわけだ。

2HOST VPS における Debian squeeze へのアップグレード時の注意点

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2HOST の VPS を使っているのだが、squeeze に dist-upgrade した際に、変なことになっていた。
/dev/ 下が狂って、いろいろ困る状況に陥るのである(苦笑)。

具体的には

  • /dev/null、/dev/tty、/dev/urandom、/dev/zero あたりのパーミッションが crw------- になる。
  • /dev/stdin、/dev/stdout、/dev/stderr のシンボリックリンクが消える。

といった感じ。
この影響で、たとえば FDclone なんかは root じゃないと起動すらしてくれなくなる。

修正手順は以下。

(/dev/ で)

chmod og+rw null tty urandom zero
ln -s /proc/self/fd/0 stdin
ln -s /proc/self/fd/1 stdout
ln -s /proc/self/fd/2 stderr

Debian squeeze に dist-upgrade した

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Debian squeeze が stable になったので dist-upgrade した。

今のところ、引っかかったのはこんなあたり:

  • Broadcom の NIC (tg3) だと、dist-upgrade するだけでは駄目で、firmware-linux-nonfree を入れる必要がある。
  • MySQL 一式入れてると、mysql-client-5.0 以外一度削除される。DB 消さないように注意。dist-upgrade 完了後に、aptitude --purge install mysql-server する必要がある (mysql-client-5.1 が入って mysql-client-5.0 は削除になるので、--purge をつける)。
  • aee が ssh で入ったときに使えなくなった。意味不明。etch の ee でも入れるか……。

あとは login.defs やら rssh.conf やらいじって、いらないパッケージを削除するぐらいかな。

Amazon e託 の Excel 2003 XML 形式データが Excel Viewer 2003 で開けない件

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Amazon e託 の Excel 2003 XML 形式データ (拡張子は xls) が Excel Viewer 2003 で開けない件について、2009/11/21に書いた

今回はその続報。
結論としては、結局 Microsoft Office じゃないとダメだった。


大健闘を見せた KINGSOFT Office 2010 だったが、その後データによっては一部の行が抜けてしまうといった事象が起きた。
しかたないので今さらながら Office 2003 を買った。当然すんなり読める。

工人舎PM1WX16SA を買ったら EIOffice 2009 がついてきたので、試してみた。結果は×。

その点を追加した結果の一覧が下。

アプリケーション
可否
備考
EIOffice 2009 ×
Gnumeric ×
Google ドキュメント ×
KINGSOFT Office 2010 書体が変わってしまう。データによっては一部の行が抜けてしまう。
Microsoft Office 2003 当たり前。
Microsoft Excel Viewer 2003 × これじゃ Viewer の意味がない。
Microsoft Office 2007 (試用版) 当たり前。
OpenOffice.org (Go-OO) 日付が狂う。
ThinkFree てがるオフィス ×

Opera 10.54

日付:

出てた。
とりあえずすんなり動いて問題ない感じ。

やっぱり portable 版しか使わないのでメモ。

  • PortableAppZ
    いつもながらすぐ出る。
    ページ URL はここだが、修正が出ると別 URL で公開し直しになるので、トップページから探す必要があるかも知れない。

  • Opera@USB
    また数日遅れだろうと思っていたが、1日で出してきた。今後も期待したい。

この2個を併用に関する話は4/28にも書いたとおり PortableAppZ 版を先に起動する必要があるのだが、もう一つ注意点が発覚したので書いておく。

PortableAppZ 版で多重起動を許している場合 (OperaPortable.ini で AllowMultipleInstances=true にしている場合) に、Opera@USB が起動済みの状態で PortableAppZ 版を起動すると、portable じゃなくなる。
%APPDATA%\Opera が作られちゃう。
(%APPDATA% は Windows 2000/XP では C:\Documents and Settings(ユーザー名)\Application Data)