どこにでもいるような普通の一般人が、たまに自分用メモを書いてる。

H11T にいろいろ入れてみた

日付:

今さらという感はあるが、EMOBILE の H11T を入手したのでいろいろアプリを入れてみた。

  • Mobile Gmaps
    これを書いてる時点での1.3系最新版である1.39.21、及びその一つ前の1.39.20は

java/lang/NoClassDefFoundError

なるエラーが出て動かない。
1.39.18なら大丈夫。

  • BOLT Browser
    一応動いたが日本語は文字が表示されない。

  • Teashark
    インストールに失敗する。

  • UCWEB
    普通に動く。日本語も問題なし。
    画面下のボタン表示は空欄だが、メイルボタンがメニュー、EM ボタンが「戻る」になるようだ。

  • ibisBrowserDX
    インストールはできたが、実行しても

Java POWERED

の画面から進まない。

portable な Flock 2.5.2

日付:

USB メモリにつっこんでどの PC でも同じように使える、という意味での portable な Flock は2カ所から出ている。

後者を使っていたのだが、Flock 2.5.2 へのアップデートが失敗するので、前者に乗り換えた。
その際のメモ。

ディレクトリ構造は近いので、前者をインストールして Data ディレクトリの中に後者の Profilordner ディレクトリをコピー (Data\Profilordner になるように)、Profilordner を Profile にリネームすれば良い。

Firefox にせよ Flock にせよ、portable 版をアプリケーション自身が持っているアップデート機能でアップデートするとレジストリに書き込まれてしまうので、そのあたりを気にする人は新しい portable 版が出るのを待った方がいい。
私は「他の PC に環境を移す際に楽だから」という理由で portable 版を使っているので、レジストリが汚れるのは構わない。

portable な Opera を9から10にアップデート

日付:

USB メモリにつっこんでどの PC でも同じように使える、という意味での portable な Opera を、9から10 にアップデートした際のメモ。

portable な Opera は3種類あって、すべて Opera の開発元である Opera Software ASA とは別のところが公開している。

このうち Opera Portable は、動作中一時的に %TEMP% に Opera のプログラム等一式を展開して動くスタイルなので、好みでなく、使っていない。

PortableAppZ の Portable Opera

Portable Opera 10 を上書きでインストールしてやればいい。
ただし、ブックマーク等ファイル名が変わっているケースがあるので、そこは調整する。
↓の Opera@USB フォーラム記事を参考に。

Opera@USB

Opera@USB のフォーラムにも書かれているが、ただ上書きするのではダメ。名前が変更されたファイル、コピーすべきでないファイル等書かれている。
重要な点としては、事前に Opera 9 で適当な名前を付けて「セッションを保存」する必要がある (アップデート後最初の起動では、autosave.win を読んでくれない)。
アップデート後セッションを読み込んでやれば、次回からは autosave でいける。

私はブックマークを使わずに、必要そうなものはタブで開いたままというスタイルなので、Opera@USB が autosave タブセッションを引き継いでくれなかった時はかなりショックだった。

OpenBlockSS (OpenBlockS S / OpenBlockS 200) 用 Linux カーネル・パッチ

日付:

OpenBlockSS 用 Linux カーネル・パッチは、小沢さんのパッチがあったが、2.4.23 用までで更新が止まり、その後ウェブページ自体がなくなってしまった。

そのため、小沢さんのパッチを元にした Linux カーネル 2.4 系用のパッチを作成し、公開している。

あまりチェックしてないので、もしかするとヤバい部分があるかも知れない。LILO を使っているなど、すぐ元のカーネルに戻せる状況でのご利用を強く推奨する (archive.org で検索すれば OBSS 用 LILO バイナリはダウンロードできるようだ。ソースは残念ながら入手できないが)。

  • 2.4.26 (29 Apr 2004) 2.4.28 にもそのまま適用可能。
  • 2.4.29 (5 Mar 2005)
  • 2.4.32 (4 Jun 2006)

注意

私がすでに OpenBlockSS を使っていないので、新しいパッチはもう作らない。

Debian lenny はカーネル2.6系を要求するので、OpenBlockSS で Debian を安全に使えるのは2010年2月まで。

Alpha マシンへの Debian GNU/Linux (woody) インストール記録

日付:

少し手間取ったのでメモに。
マシンは Visual Technology の VT-Alpha 533。中古で購入。

Alpha マシンでの Linux の起動には、aboot を使う方法と、MILO を使う方法がある。aboot は SRM でのみ、MILO は SRM と ARC/AlphaBIOS の両方で使えるようだ。

買った時の状態では AlphaBIOS が入っていたので MILO しか選択肢がなかったが、これがどうにもうまくいかない。
とりあえず MILO はうまく起動し、rescue フロッピーを入れるところまではいくものの

Partition check:

のところで SCSI カードがタイムアウト。
その直前に MO が (メディアがささっていないから?) タイムアウトしており、それを引きずってしまっているのかと思い、一応 MO から SCSI と電源のケーブルを抜いてみた。
ついでに AlphaBIOS も最新にアップデート。

ところが今度は AlphaBIOS のアップデートが裏目に……。

Calibrating delay loop…

のところから先に進まず、MILO が起動しなくなってしまった。
google で検索すると、なにやらメモリがどうたらと。中古で買ってきた全く知らないマシンだから、メモリの交換品なんか持ってない。

しかたないので MILO を諦め、SRM を入れて aboot することに。
SRM への切り替えは簡単に完了。

さて気を取り直して SRM からの起動。

>>> boot dka4 -flags 0

しても、なにやらエラーが出て CD-ROM からブートしてくれない。うーむ。
そこで CD-ROM からのブートを諦め、rescue フロッピーを入れて

>>> boot dva0 -flags 0

すると、ようやく起動。
あとはいつも通りの慣れ親しんだインストーラー。

その後

  1. Debian の stable が sarge になったので、sarge に dist-upgrade。
    アップグレード自体もその後の動作も問題なし。

  2. Debian の stable が etch になったので、etch に dist-upgrade。
    アップグレード自体もその後の動作も問題なし。

  3. etch が前提としている Linux カーネルが 2.6 系なので、カーネル再構築。
    2.6.22.1 で再構築成功、動作も良好。kernel-package の普通な手順。 注意点としては、CONFIG_CC_OPTIMIZE_FOR_SIZE を y にしてはいけない (リンクでコケる)。
    menuconfig でいうと「General setup」の「Optimize for size (Look out for broken compilers!)」。