本当にどうでもいいメモなどをたまに書く程度。

OpenVZ VPS 上の Debian で APT 時に warning が大量に出る問題の対策

日付:

OpenVZ VPS 上の Debian で、apt-get install などの際に、下記のような warning が大量に出る問題の対策。

dpkg: warning: files list file for package 'libgcc1:i386' missing; assuming package has no files currently installed

激安 VPS は、その仮想化技術が OpenVZ であることが多い。多いというか、大半そうだ。
その OS テンプレートがアレで、上記 warning が大量に出ることがある。
私が利用したことのあるものでは、BuyVM、LowEndSpirit、MiniVPS.us なんかが該当する。

山のような warning で気分が悪いので、次のようなスクリプトを書いた (LES のシェルスクリプトを参考にした)。

#!/usr/bin/perl
use Cwd;

$package = shift;
die('usage: ' . $0 . ' package(s)') unless($package);

$pwd = getcwd();
chdir('/var/cache/apt/archives');
while($package)
{
	fix($package);
	$package = shift;
}
chdir($pwd);
exit;

sub fix
{
	my($package) = @_;
	system(sprintf('apt-get download %s', $package));
	system(sprintf("dpkg-deb -c  %s_*.deb | awk {'print \$6'} | cut -f2- -d. | sed 's|^/\$|/.|' | sed 's|/\$||' > /var/lib/dpkg/info/%s:i386.list", $package, $package));
	system(sprintf('rm %s_*.deb', $package));
}

(amd64 などの場合は、21行目の i386 を書き換える)

使い方は、warning のログからパッケージ名をコピペして引数に。

# ./fix.pl libc6 gcc-4.7-base (以下略)

MiniVPS.US の激安 VPS を契約してみた

日付:
タグ:

MiniVPS.US の年 3.95 USD プランに在庫ができていたので、思わず契約してしまった。
が、今のところパケットロスがひどくて使い物にならない :-(

カタログスペックはこんな感じ。

  • 3.95 USD / 年
  • メモリ 128MB (vswap 384MB)
  • ディスク 5GB
  • 年間転送量 1TB1
  • 場所 ニューヨーク州バッファロー(?) (ping rtt 180ms 程度)
  • OpenVZ

INIZ のオランダ 64MB VPS (8 USD / year) を使っていたのだが、IPv4 アドレス値上がりのためとかで、契約更新ができなくなった。
INIZ は去年もニューヨーク 64MB VPS (7.99 USD / year) が契約更新できなかった。
まあ契約から1年たてばもっとコストパフォーマンスの良いプラン、または他社が登場するものなので、乗り換えればいい。手間だけど。
そんなわけで、メモリなど小さくても、とにかく激安な VPS が欲しいタイミングだった。

支払いを済ませると、即開通。

メモリ 128MB 程度の VPS はどんどん安くなっていて、5年前に TurnKey Internet の年 11.88 USD を見た時はウッヒョー! ってなものだったが、今や年 3.95 USD か……。
という感慨の中でさっそく接続してみると……何これ反応悪い。
ping -c 100 を複数の場所から合計数十回してみると、8~42% のパケットロス。30% 台が多い。

ベンチマークはこんな感じ。途中で ssh が切れてしまうので、screen の中でやり直した。

% wget http://freevps.us/downloads/bench.sh -O - -o /dev/null | sh
CPU model :  Quad-Core AMD Opteron(tm) Processor 2356
Number of cores : 1
CPU frequency :  1834.872 MHz
Total amount of ram : 128 MB
Total amount of swap : 384 MB
System uptime :   2:26,
Download speed from CacheFly: 115KB/s
Download speed from Coloat, Atlanta GA: 27.6MB/s
Download speed from Softlayer, Dallas, TX: 127KB/s
Download speed from Linode, Tokyo, JP: 116KB/s
Download speed from i3d.net, Rotterdam, NL: 137KB/s
Download speed from Leaseweb, Haarlem, NL: 91.8KB/s
Download speed from Softlayer, Singapore: 116KB/s
Download speed from Softlayer, Seattle, WA: 107KB/s
Download speed from Softlayer, San Jose, CA: 109KB/s
Download speed from Softlayer, Washington, DC: 110KB/s
I/O speed :  15.0 MB/s

ネットワークがやたら遅いのは、パケットロスの山だからだろう。
ディスク I/O も遅い。久々にダメな方の激安 VPS に当たった気がする。

OS 選択肢は CentOS / Debian/ Fedora / Scientific / OpenSUSE / Ubuntu。
だが Debian は squeeze のみ。しかも minimal ではない。
パケットロスで反応が悪い中でパッケージを削除しまくって、wheezy に dist-upgrade。
その間も ssh がブチブチ切れる。

apt していると、dpkg warning が山のように出る。これは OpenVZ VPS だとぼちぼち出くわすことで、対策可能

それにしてもここまでパケットロスが多いのは、DDoS でも受けているのだろうか。
2008年に Virpus がこんな感じで、即解約したのを思い出した。



  1. 1.2tb/yr, 100gb/mo と書かれているが、契約してコントロールパネルを見ると 1TB のようだ。 [return]

FortaCloud の無料(?) VPS その3

日付:

前回の記事では、CentOS を入れたものの、起動時に panic するようになってしまった。
どうもコンパネの裏側のつくりがアレな感じで、rebuild するたびになぜか新しいストレージができて、しかし割り当て容量は変わらないので quota に引っかかって rebuild も失敗する無間地獄。
しかたないので削除して作り直し……と思ったら、今度は IP アドレスの割り当てが失敗とかで VM が作れない。

いじる暇もなくなって放置していたが、ようやくサポートチケットをオープン。
2時間ほどで返事が来た。「削除するな」ということらしい。
VM 利用権は新しいものが発行された。

ちょうどフォーラムで「NAT ではなくなり、グローバル IP アドレスが直接付与されるようになった」との報告があったので、ついでに Ubuntu でもネットワークが使えるようになってたらいいなあという願望のもと、Ubuntu 13 ISO でインストール1
Ubuntu 13.10 は先月サポートが切れているので、とにかく minimal に。SSH サーバー等もまだインストールしない。

結論: 問題なく使える。DHCP も効く。
前回の記事の Port Forwarding やらは全く必要なくなった。
インストール完了しても、再起動したら DVD が立ち上がってくるのは変わらないので、Boot from first hard disk を選ぶ。
do-release-upgrade で 14.04 にしてから、色々入れていくことになる。

というわけで一応使えている。

  • 今後の動作がどれぐらい安定するか
  • 1ヶ月後、次の請求が来るのか (本当に初期費用だけなのか)

このあたり要経過観察。



  1. Debian は相変わらず 25GB なので選択肢から排除されている。 [return]

FortaCloud の無料(?) VPS その2

日付:

一昨日の記事では、ネットワークが使えなかった FortaCloud。
CentOS と Windows Server 2012 で使えたという報告がフォーラムに出ていたので、そっちを試してみることにした。
暫定的な結論としては、CentOS ではネットワーク使える。

Windows Server 2012 のライセンスは、確か DreamSpark で入手できたはず……と思ったら、DreamSpark アカウントが期限切れだった。
放送大学のメイルアドレスで認証を試みるが、対象外のようだ。
らくらく連絡網の申請ページが残っていたので申請してみたが、まだやってるのかな?
国際学生証を取った方がシンプルかも知れない。

というわけで、残る選択肢である、CentOS を試す。
OS テンプレートの CentOS カテゴリには、

  • CentOS 5.5(64-bit) no GUI (KVM)
  • CentOS 6.5 ISO ( 1.95GB )
  • CentOS 6.5 KVM

が見える。

6.5 KVM なら OpenVZ VPS における OS テンプレートみたいにインストール作業しなくて済むかと思ったが、どうも ISO と同じもののようだ。
GUI インストーラーをもっさり VNC っぽいもので操作する。

ありゃ、CentOS だとネットワーク使える。
Inbound Firewall はとりあえず全部削除でいい。
Port Forwarding を設定すると、そのポートについて 0.0.0.0/0 の Inbound Firewall ルールが作成されるので、必要に応じてそれを削除して、IP アドレスを限定した Inbound Firewall ルールを作り直す。
すでに Inbound Firewall ルールがあるポートについて Port Forwarding を設定しようとすると失敗するので、順番が大切。Knowledge base が間違ってる。

ベンチマークはこんな感じ。

% wget http://freevps.us/downloads/bench.sh -O - -o /dev/null | sh
CPU model :  QEMU Virtual CPU version (cpu64-rhel6)
Number of cores : 1
CPU frequency :  2500.088 MHz
Total amount of ram : 1877 MB
Total amount of swap : 238 MB
System uptime :   30 min,
Download speed from CacheFly: 1.16MB/s
Download speed from Coloat, Atlanta GA: 1.11MB/s
Download speed from Softlayer, Dallas, TX: 1.15MB/s
Download speed from Linode, Tokyo, JP: 1.15MB/s
Download speed from i3d.net, Rotterdam, NL: 1.15MB/s
Download speed from Leaseweb, Haarlem, NL: 1.16MB/s
Download speed from Softlayer, Singapore: 1.14MB/s
Download speed from Softlayer, Seattle, WA: 1.14MB/s
Download speed from Softlayer, San Jose, CA: 1.16MB/s
Download speed from Softlayer, Washington, DC: 1.16MB/s
I/O speed :  72.5 MB/s

CPU が「QEMU Virtual CPU version (cpu64-rhel6)」なので、仮想化技術は KVM で確定かな。
swap の数字が微妙なのは、とりあえず試しに入れてみるだけのつもりなので、突っ込まないで欲しい。
ネットワークは今時からすると遅いが、そもそも無料プランではポートスピードが 10Mbps に絞られている。
ディスク I/O は並。

重要なのは、これ、無料ということになっている。


というわけで一応ネットワーク使えることも確認できたので、もう一度 Ubuntu を入れてみた。
やっぱりダメ!
しかたなく CentOS に戻ったものの、色々やってたら今度は起動時に panic するようになってしまった。

なかなかキツい。

FortaCloud の無料(?) VPS を契約してみた

日付:

フォーラムをチェックしていたら、メモリ 2GB の無料 VPS というのが話題になっていた。
FortaCloud

Only US$0.50 verification fee, FREE forever after this!

とある。
運営元 FortaTrust は評判が相当アレだけど、まあ 1 USD 未満ならダメでもあきらめがつくと思って、契約してみた。

一応料金としては、0.50 USD + 税で、合計 0.55 USD。
しかし PayPal で払う場合、通常ならば業者側が負担するはずの手数料が追加される。0.35 USD。
合計 0.90 USD。だがなぜか請求額は 0.91 USD になる。

一応警告。クレジットカードではなく、PayPal で支払うべき。
または残高が少ないプリペイドの VISA 等。
普段使っているクレジットカードでの支払いは避けて欲しい。
まあ、海外の激安 VPS 全般に言えることでもあるが、今回は特に評判がアレなので。

それから、執筆時点でまだネットワークが使えるようになっていない。私の設定の問題と思われるので、追記予定。続きを書いた。 カタログスペックはこんな感じ。

  • 0.50 USD one time
  • メモリ 2GB
  • ディスク 10GB
  • 月間転送量 5TB
  • 場所 フロリダ州マイアミ (ping rtt 180ms)
  • おそらく KVM

注文関係の表示やメイルでは徹底的に 0.50 USD / 月 な感じに書かれている。
来月請求来るのかな? まあその値段でも、スペックからすると激安だが。

OS 選択肢はまあ普通なのだが、Debian があるのに使えない。
なぜか Debian はサイズが 25GB もあることになっていて、グレーアウトで選べない。
しかたないので Ubuntu 13.10 を入れる。

コントロールパネルは HostBill。
コントロールパネルに組み込みのコンソールは、ブラウザーベースの VNC かな?
ページを開いても肝心のコンソールは姿が見えない。ソース表示し、iframe を検索して、それを別タブで開く。
かなりもっさり。
インストール時のネットワーク設定は、DHCP は効かないので、手動で設定する。
ネットワーク設定ページが別途あるので、そこに書かれているとおりのものを入力する。
グローバル IPv4 アドレスではなく、プライベート IPv4 アドレスで設定する。

インストールが終わって再起動すると、なぜかインストール DVD が立ち上がる(笑)ので、Boot from first hard disk を選ぶ。

ネットワーク周りは完全に NAT で、初期状態では何もできない。
本当に何もできない。DNS を引くことすら。
Support -> Knowledge base にあるとおり、Inbound Firewall も Outbound Firewall も、CIDR 0.0.0.0/0 でポート 1~65535 を追加する。
が、やはり何もできない。ゲートウェイにすら到達しない。
わけわからん。とりあえず本日はここまで。


続きを書いた

Wable の激安 VPS を契約してみた

日付:
タグ:

たまたま Wable を見ていたら、一番安いプランが激安だったので、思わず契約してしまった。
Wable は、専用サーバーをやってる Incero が新しく立ち上げたクラウドブランド。

カタログスペックはこんな感じ。

  • 0.75 USD / 月
  • メモリ 512MB (vswap 512MB)
  • ディスク 10GB
  • 月間転送量 1,000GB
  • 場所 ワシントン州シアトル (ping rtt 110-120ms 程度)
  • OpenVZ
  • 一番安いプランでは、SMTP がブロックされる1

この価格で月単位の支払いが可能というのは、かなり珍しい部類じゃなかろうか。

支払い方法はクレジットカードか PayPal だが、日本では PayPal のみになる。
クレジットカードで支払うためには、Wable から電話認証が要求されるのだが、電話認証の対応国に日本が含まれていないためだ。
また、PayPal での支払いも、認証済み PayPal アカウント2で、Wable への登録メイルアドレスと PayPal への登録メイルアドレスが一致している必要がある。
とはいえ、今 PayPal をまともに使おうと思ったら、普通は認証済みにしているだろう。

場所はシアトル、ダラス、ニューヨークシティから選べる。
指定スペックの VPS を作れる権利を買ってるような感じで、契約後、そのプランのスペック上限の中で、スペックを指定して VPS を作る。
その際に場所も選べる。
私は日本から使うので、最も近いシアトルを選んだ。

OS の選択肢はだいたい普通 (リスト)で、私はいつも通りの Debian wheezy。
minimal ではないので、まずやることはインストール済みのいろんなものを削っていくことだ。

コントロールパネルは独自かな。一通りの機能はある。
ただ、SolusVM の「Rebuild」に当たりそうな「Reload OS」では、あらかじめ指定した OS で上書きされるだけで、他の OS に入れ替えることはできない。
入れ替えるには、たぶん一度 VPS を削除して、別 OS を指定して VPS を作る、といった手順になると思われる。
それをやると IPv4 アドレスが変更されそうな気がするので、試してない。

IPv4 アドレスは3個と書かれているが、最初に割り当てられたのは1個。
他は理由を示して要求すれば割り当てられるようだ。

逆引きは Bundle #3 以上のプランで設定可能ということで、今回の契約プランでは設定できない。
逆引きしてみると、192-168-1-1-customer-incero.com みたいな IP アドレスっぽい文字列を含むレコードが設定されている。
サブドメインではない SLD である。当然ながら正引きできない。

ベンチマークはこんな感じ:

% wget http://freevps.us/downloads/bench.sh -O - -o /dev/null | sh
CPU model :  Intel(R) Xeon(R) CPU E3-1230 V2 @ 3.30GHz
Number of cores : 1
CPU frequency :  3300.108 MHz
Total amount of ram : 512 MB
Total amount of swap : 512 MB
System uptime :   29 min,
Download speed from CacheFly: 105MB/s
Download speed from Coloat, Atlanta GA: 21.0MB/s
Download speed from Softlayer, Dallas, TX: 33.0MB/s
Download speed from Linode, Tokyo, JP: 11.9MB/s
Download speed from i3d.net, Rotterdam, NL: 9.29MB/s
Download speed from Leaseweb, Haarlem, NL: 108KB/s
Download speed from Softlayer, Singapore: 9.69MB/s
Download speed from Softlayer, Seattle, WA: 108MB/s
Download speed from Softlayer, San Jose, CA: 77.9MB/s
Download speed from Softlayer, Washington, DC: 163KB/s
I/O speed :  159 MB/s

ssh でいろいろ作業した際の印象は、かなりサクサク。



  1. 上位プランでも SMTP が使えるのは1個目の IPv4 アドレスのみ、しかも低速に制限されるとのこと。spam 対策としては結構有効に思える。 [return]
  2. PayPal に本人確認書類を送る必要がある。 [return]

XVM Labs の激安 VPS を契約してみた

日付:
タグ:

XVM Labs が驚異的な激安 VPS を出した。
XVM Labs は Bandwagon Host をやっている IT7 Networks の実験的業態のようだ。

カタログスペックはこんな感じ。

  • 2.83 USD / 年 (+ IPv4 アドレス1個につき 0.04 USD。IPv4 アドレスは1~4個)
  • メモリ 512MB (記載外だが vswap 64MB がついている)
  • ディスク 5GB (SSD)
  • 月間転送量 100GB
  • 場所 カリフォルニア州ロサンゼルス (ping rtt 120ms 程度)
  • OpenVZ
  • サポートなし、返金なし、保証なし、実験的サービスのためダウンタイムあり

IPv4 アドレス1個あたり 0.04 USD / 年 (4個まで) というのも圧巻。
IPv4 アドレスを上限の4個にしても 2.99 USD だ。

日本時間で昨日の早朝発表され、夕方に見た時にはすでに売り切れていた。私は幸い昼前に契約していた。
今日の昼前に見たら在庫が追加されていて、昼前時点で在庫53だったが、リロードするたびに減って1時間弱で売り切れ。
その後 3.83 USD に値上げして在庫追加されたが、これまた30分で売り切れ。

ベンチマークはこんな感じ:

% wget http://freevps.us/downloads/bench.sh -O - -o /dev/null | sh
CPU model :  Intel(R) Xeon(R) CPU           X5650  @ 2.67GHz
Number of cores : 1
CPU frequency :  2666.558 MHz
Total amount of ram : 512 MB
Total amount of swap : 64 MB
System uptime :   1:40,
Download speed from CacheFly: 102MB/s
Download speed from Coloat, Atlanta GA: 25.8MB/s
Download speed from Softlayer, Dallas, TX: 58.1MB/s
Download speed from Linode, Tokyo, JP: 18.2MB/s
Download speed from i3d.net, Rotterdam, NL: 7.76MB/s
Download speed from Leaseweb, Haarlem, NL: 24.9MB/s
Download speed from Softlayer, Singapore: 11.6MB/s
Download speed from Softlayer, Seattle, WA: 74.6MB/s
Download speed from Softlayer, San Jose, CA: 84.3MB/s
Download speed from Softlayer, Washington, DC: 32.0MB/s
I/O speed :  388 MB/s

コントロールパネルは KiwiVM。
Bandwagon Host でも採用されている内製らしいもので、なかなかよくできている。
契約プランが許せば別のデータセンターに VPS を移転することも可能。
XVM Labs ではできないが、後述の Bandwagon Host 契約ではできる。

元々 Bandwagon Host 自体、

  • 3.99 USD / 年
  • メモリ 64MB (記載外の vswap 16MB がついている)
  • ディスク 1.5GB
  • 月間転送量 100GB
  • 場所 アリゾナ州フェニックス、フロリダ州ジャクソンビル、オランダ・アムステルダム
  • OpenVZ

という激安 VPS をやっている (96MB プラン128MB プラン)。
昨年までの評判は正直イマイチといった感だったのだが、1月に契約したものは今までのところ何の問題もない。


(2014/07/02 追記)

その後 3.87 USD、4.87 USD と値上げしているが、それでも年 5 USD 未満で 512MB VPS は破格。
1024MB プランも開始されている。9.83 USD / 年 (+ IPv4 アドレス1個につき 0.04 USD。IPv4 アドレスは1~4個)

Outlook.com カスタムドメイン終了

日付:
タグ:

2012年12月から Google Apps Standard Edition (無償版) の新規登録が出来なくなった。
代替策としてそこら中で推されてきたのが Outlook.com (Hotmail) で独自ドメインを使う Windows Live アドミン センターだが、このたびこれも終了した。
すでに登録できなくなっている。


Google Apps は既存ユーザーにはサービスを続けているが、Outlook.com は Office 365 への移行を促し、無料サービスは終了しそう。

というわけで代替策だが、現状 Zoho あたりが一番マシかと思われる。
無料版のユーザー数は、日本語サイトでは3ユーザーまでと書かれているが、実際には5ユーザーまで使える1
基本的に安定しているのだが、転送、特に携帯電話への転送では不満を感じるかも知れない。

Yandex を推す人もいるようだが、ドメインはロシア語サイトで設定する必要がある。
日本語で、と考えると、もう Zoho が最後の砦といった感。

英語では、FreeCpanelSharedHosting.com の無料枠に空きがあれば、かつ、DNS の設定が説明なしで自力でできるなら2、アリかも知れない。
メイルは5ユーザーまで。web mail は Horde、Roundcube、SquirrelMail が利用でき、どれも日本語で使える。
英語圏の Cpanel 無料ホスティングは色々あるが、ここは運営者がそれなりに信用できると思うので、ご紹介。
執筆時点での空きは3枠。


Google Apps の場合、少しずつ制限をかけていき[3]、新規登録を終了し、最後に Google App Engine への登録で1ユーザーのみ使えるという裏技も終了した。
が、既存ユーザーへのサービスは利用開始時の条件のままだ。ドメインも追加できる。
従って、Google Apps アカウントを持っているなら、ドメインをそこに追加して使うのがベスト。
私も500ユーザーアカウントや、50ユーザーアカウントを複数持っている。

(規約違反だとは思うが) Google Apps アカウントがついているドメインを Google Apps アカウントの管理情報とともに売買するケースも散見される。


(2014/05/13 追記)

Zoho の無料版ユーザー数上限が、5ユーザーから10ユーザーに増えた (Zoho の blog 記事)。
日本語版の表示は相変わらず3ユーザーだが。



  1. 英語サイトでは前から5ユーザーと書かれているのに、日本語サイトの更新が (年単位で) 追いついていない。 [return]
  2. メイル機能だけ使うことを想定しているので。誰も見ないようなウェブサイトなら一緒に収容してもいい (その場合設定は難しくない) が、ディスク 100MB、月間転送量 1GB (サイトでは 256MB と書かれているが、実際は 1GB) では、あまり現実的ではないだろう。 [return]

Gadgedz の無料 VPS (終了)

日付:

Gadgedz というところが2013年10月に無料 VPS を募集していた。
初期費用 $2.50 必要なので完全無料ではないが、とりあえず申し込んでみた。
もう3ヶ月以上たったのだが、いろいろあって現時点では結論を出すには早いので、経緯の話。

(2014/02/20) ダメでした ;-(

カタログスペックはこんな感じ。

  • メモリ 128MB
  • ディスク 5GB
  • 月間転送量 200GB
  • 場所 ペンシルベニア州ウィルクスバリ
  • OpenVZ
  • IPv6 アドレス + IPv4 NAT

まず、メイルサーバーがうまく動かないとかで、開通とかいっさいのメイルがない。
でも開通はしている。
コントロールパネルはとりあえず OVZ Web Panel で、近日中に Feathur にする予定、ということになっていた。

当初のサービススペックでは、IPv4 アドレスは NAT のみで、IPv6 アドレスが提供されることになっているのだが、NAT の IPv4 アドレスと、割り当てられてるはずのポートがわからない(笑)。
私は自宅に直接 IPv6 な環境を持っていないので、とりあえずコントロールパネルが変わるまで放置することにした。
IPv6 環境がなくても、Feathur には IP Command Center という機能で最低限度の CLI があるからだ。

11月下旬になって、Feathur ではなく SolusVM が導入された。
が、SolusVM にログインしても VPS がない。
有料サービスの展開でばたばたしているようだったので、しばらく様子見を決め込んだが、12月下旬になってもダメなのでサポートチケットをオープン。
コントロールパネルを停止しての手動作業になるから、年始休み明けまで待てという返事。

ところが1月2日、「無料 VPS サービスは終了せざるを得なくなった」というアナウンス。
どういうこっちゃ兄弟!
翌3日、「終了じゃなくて新ノードに移ってもらう」と前言撤回。ほっ。

26日、「サポートチケットで申し込めば新ノードの VPS 作ります」というのが来たので、さっそく申し込む。
新ノードでは IPv6 が使えなくて、代わりに IPv4 アドレスが (NAT でなく) 付与されるとのことで、個人的にはとてもありがたい。
翌27日、開通。以後一応正常動作。
現状出てる問題としては、SolusVM でホスト名を変更すると /etc/hostname が変になること、再起動すると /etc/hostname が「vps」になること。

というわけで今の時点では悪くないのだが、このまま維持できるかどうか経過観察が必要な感じ。

2014年2月2日現在のスペックはこんな感じ。

  • メモリ 128MB
  • ディスク 5GB
  • 月間転送量 200GB
  • 場所 テキサス州ダラス
  • OpenVZ
  • IPv4 アドレス 1個

(2014/02/20 追記)

ハクられて全データ喪失でサービス継続できないってメイル来た。
なんか IPMI を特に接続元制限もかけずにそのまま使ってたとか。ダメダメだなあ。

CloudFlare で IPv6 VPS でも IPv4 でアクセス可能なウェブサイト

日付:
タグ:

VPS.me の無料 VPS は IPv6 アドレスしか提供されない。
でも CloudFlare という CDN サービスを併用すれば、IPv4 でアクセス可能なウェブサイトができちゃう。という話。

ユーザー登録やサイト登録は見ればわかると思うので割愛。

CloudFlare を使う場合、DNS を CloudFlare に担当させる。
重要なのは CloudFlare settings と DNS settings だ。

まず CloudFlare settings。
「Automatic IPv6」を「Full」にする。
標準では「Safe」で、この場合 ipv6 サブドメインについてのみ有効。今回の目的を満たすには「Full」が必要。

そして DNS settings。
CloudFlare を使う場合、CloudFlare の DNS を使う。なので最初に、今までの設定を移植する。
ここまではサイト登録の時点でやっていると思う。

A/AAAA レコードの場合、Active という列に雲アイコンが表示される。
灰色の雲迂回アイコン (Off CloudFlare) の場合、その A/AAAA は入力した IP アドレスを直接使う。
オレンジの雲を突っ切るアイコン (On CloudFlare) にすると、CloudFlare を経由したアクセスになる。
DNS を引くと、自分の IP アドレスではなく、CloudFlare の IP アドレスが返る。そこに name based のリバースプロキシが動作している、というわけ。

AAAA しかない FQDN でも CloudFlare 経由にさせることで、CloudFlare の CDN 用 IPv4 アドレスが付与され、IPv4 でもアクセスできるようになる。

最近は IPv4 アドレスの枯渇もあり、IPv4 アドレスの付与はホスティング業者にとってコストになっている。
そんなわけで少しずつ IPv6 VPS1が出始めているが、HTTP に関してはこのやり方で IPv4 対応可能。


  1. IPv6 アドレスしかないもの。両方ついてるものは前から結構ある。 [return]