本当にどうでもいいメモなどをたまに書く程度。

2014年 VPS 顛末

日付:

今年記事を書いた VPS たち、その後の顛末。

  • Gadgedz - 2014/02/02
    当該記事の更新でも触れたが、サービス終了。

  • XVM Labs - 2014/05/13
    月1回以上再起動されるので uptime は短いが、おおむね快適。
    個人的には今年の激安 VPS 最大の大当たり。なんと言っても安すぎる。

  • Wable - 2014/07/25
    当初は月 0.75 USD だったのが月 1 USD に値上げ、そこまではまあ良いが、当該プランの提供終了が直前過ぎるアナウンス。
    Incero という老舗の運営だから大丈夫だろうと思っていたのが、見事に裏切られた。

  • FortaCloud - 2014/07/252014/07/272014/08/08
    無料のはずなのに請求が来た。サポートチケットで文句を言おうにも、サポートチケットが有料 (5 USD)。
    というわけでサポートからではなく問い合わせの方で「無料のはずだろ! そうでないなら解約だ! 支払い義務なんかあるか!」みたいなのを送ったら請求が来なくなった。
    文句を送る前にサーバーは自分で閉じておいた。
    FortaCloud は糞である。

  • MiniVPS.US - 2014/08/14
    2014/08/14 の記事を書いてから、30分ごとに ping -c 100 でパケットロス率を記録し続けるようにした。
    4ヶ月以上記録をとっている中で、パケットロス 0% が24時間続いたことは、一度もない。
    これはダメ。

番外で VPS.me (2013/10/01) の話も。
1ヶ月以上ログインしないとサーバーキャンセルになるようで、キャンセル食らった。
しかし再度オーダーで即開通。

あといくつか今年新規契約したので、いずれレビュー予定。
CloudAtCost がちょくちょく話題なようなので軽く3ヶ月レビューすると、パケットロスが多い。IP アドレスが競合してる場合がある。Modify → Re-image で初期化なのだが、その際に割り当てられる IP アドレスが変わる。競合してたら Re-image すれば解決かも。現状、ハズレ。
Haphost は当選しない……。

Q1900-ITX でファイルサーバーのリプレイス

日付:
タグ:

Q1900-ITX + KRPW-AC120W + WD60EFRX で 低消費電力 RAID1 ファイルサーバーを作る話。


4年半強前にファイルサーバーを更新したのだが、この 2TB では手狭になってきた。
そのため今度は 6TB でリプレイスすることにした。

以前はとにかく安く! という方針で、WD20EARS (WD Cavier Green) を採用した。
4年半後、2台ともまだ Reallocated Sector Count は0のままで、結果としては Green でも問題なかったのだが、今回は Red にした。価格差もそう大きくないし。

今回は低消費電力を主眼に、ASRockQ1900-ITX を採用。
BayTrail-D で Atom ではなく Celeron 名がついている J1900 搭載。
上位機種 Pentium J2900 搭載の Q2900-ITX なんてのもあったが、価格差ほどの性能差はなさそう。
あくまでファイルサーバー用途で、今まで1コアの Celeron 430 で足りていたぐらいだから、あえて上位機種を選ぶ理由もなかった。

電源は玄人志向KRPW-AC120W。AC アダプターを使う点が気に入った。
AC アダプターを使う場合、ATX 電源ではなく AC アダプターを直接つなぐ Q1900DC-ITX というマザーボード1もあるのだが、私は自作経験は少ない方なので、仮に KRPW-AC120W がうまくいかなくても普通の電源ユニットで代替できることを考慮した。

ケースは IW-EM048
Mini-ITX で組む場合、ケースも小ささを重視する向きが多いと思うが、私の場合そこにはさほどこだわりがなかった。むしろある程度のサイズで筐体内の空間に余裕があり、冷却しやすいことを重視している。BayTrail-D は発熱が少ないが、冷やしたいのはハードディスクだ。
また個人的に、ファイルサーバーの隣に Inspiron 530 が並んでいる2ので、それと同程度の高さが好ましかった。
それに、まあまあ安いし。

メモリは DDR3 SO-DIMM の 1GB が2枚余っていたので流用。Celeron J1900 搭載マザーボードは DDR3L のみ対応のものが多いようだが、Q1900-ITX は DDR3 が使えるので。


さて組み立てだが、どうも IW-EM048 は精度が低いのか、少々苦労する点があった。
まず電源の背面パネルがなかなか入らない。KRPW-AC120W は背面側がパネルと言っていいぐらい、要するに板なので、ややひん曲げながら無理矢理ねじ止め。これ普通の箱形電源なら入らない場合があるのではないか。
またマザーボード付属の背面パネルもなかなか入らない。これも曲げながら押し込んだ。

3.5インチベイは合計4台分だが、ハードディスクは2台とも拡張マウンターに取り付けた。これで前面ファンの風が当たる。

Q1900-ITX は CPU ファンがなく、CPU の冷却はヒートシンクだけということになっているが、マザーボード上に CPU ファン電源 (3ピン) がついている。ケースファン電源 (3ピン) もあるので、ケースの前後に装着されているファンにつないだ。
Q1900-ITX には SATA3 対応の 50cm SATA ケーブルが2本ついているが、IW-EM048 ではやや余るので、30cm のケーブルを使った。

BIOS 設定いじり……いや UEFI 設定いじりか?
ファンコントロール設定を下げる。CPU ファン、ケースファンともに常時 Level 9 で回す設定になっていた。
オンボードビデオの共有メモリは Auto だと 256MB 持って行かれてうれしくないので 64MB に固定。


OS インストールは、普段は光学ドライブをつけるのだが、今回は USB メモリで行った。今時は USB ブート出来て当然だし、光学ドライブより高速。
Debian の netinst ISO を Unetbootin で USB メモリに入れる。
それを挿入して起動する。UEFI 設定のブート順位は変更する必要があったかも知れない。

ここでの問題は GRUB インストールにあると思う。6TB ハードディスクのため GPT パーティションになるので、昔ながらの手順だとアラインメントはずれるわ、BIOS Boot Partition が必要だが作られないので GRUB インストールがコケるわ、という有様になる。
Alt-F2 でシェルを開いて parted でパーティションを作り、戻って partman で RAID 構成という感じになるかな。

私は面倒くさがりなので、別の USB メモリに (Unetbootin で) linuxBean3 を入れ、そっちで起動して GParted を使った。
MiB アラインメントで先頭に 1MiB の sda1、sdb1 を作り、それに bios_grub フラグをつけておく。
これで grub-install が成功するようになる (grub-install のターゲットは sda1 ではなく sda)。
後ろに sda2、sdb2 を同じ容量で作っておき (これを md0 にする)、Debian netinst で起動し直してインストール。
今回 swap は作らない。メモリ 128MB でも足りそうな仕事をさせるのに、2GB 搭載しているのだ。


消費電力はというと、こんな感じ。ワットチェッカー Plus の表示なので、1秒未満の瞬間的な数字は見られない。

状態 消費電力
電源オフ 3W
電源投入時 (ハードディスクのスピンアップ時) 最大 45W
OS 起動中(GRUB から login: が出るまで) 25~28W
アイドル状態 (RAID の resync 終わってからチェック予定)
大きなファイル (1GB 強) を書き込んでいる時 最大 31W

削ろうと思えばもっと削れるとは思う。たとえば前面ファンを止めるとか。
しかし目的は消費電力削りを極めることではなく、安定して快適に使えることなので、ハードディスクは冷やしたい。
一応オンボードの HD Audio 等は設定で無効にしてある。



  1. Q1900-ITX の姉妹製品。 [return]
  2. 電源を交換し、ビデオカードを GeForce 8800GTS に差し替え、Windows 7 を入れてゲーム用にしている。 [return]
  3. GParted Live CD でもいいが、ちょうど手元にあったので。 [return]

JR 四国「バースデイきっぷ」オンライン購入方法

日付:
タグ:

(2017/05/21 追記)

下記は2014年12月時点での情報で、今は色々変わっている。
とりあえず申込 URL だけ最新のものを書いておく。
http://www.jr-eki.com/ticket/brand/1-3WL
時期によるかも知れないが、2014年1月上旬の利用経験からは普通車自由席用でほとんど困らないと思われる。
グリーン車が設定されている方が少ないし、短編成で車両の一部だけが指定席のような状況だと、指定席だけ (ビジネス移動と思われるスーツ姿で) 人口密度が高く、むしろ自由席はガラガラで、指定席をとっていながら自由席に移動することが多かった。


結論:

  1. このページの「お申し込み」ボタンから申し込む。
    http://www.jr-eki.com/service_ticket/htm/shikoku/birthday.html

  2. 自動返信メイルが来る。

  3. 支払い案内メイルが来る。
    これに「誕生日を証明する公的書類」送付の指示が書かれている。

  4. 支払い案内メイルへの返信で、免許証等のスキャン画像を添付する。

  5. 支払い案内メイルに記載の URL でクレジットカード決済する (クレジットカード支払いの場合)。

  6. 切符が届くのを待つ。


1月、四国に行くことにした。
私は1月生まれなので、JR 四国の「バースデイきっぷ」が利用出来る。
誕生月なら連続3日間、JR 四国全線、特急グリーン車まで利用可能な優れもの。

しかし切符の入手が問題で、首都圏では難しい。
みどりの窓口での発売は四国内に限られ、ワープ、ワーププラザも四国外では梅田のみ。
現地で買えばいいといっても、みどりの窓口営業時間前に動きたい場合は事前調達が必須。
Wikipedia あたりでは、夢四国で発売と書かれているのだが、どうもサイト内を見てもない……。

色々見て回った結果、別ドメインである JR 四国ツアーサイト内に申込ボタンがあり、ボタンを押した先が夢四国サイト内だった。
どうも夢四国だけで完結してないのでわかりにくい。


というわけで、今は切符が届くのを待っている状況。
切符申込時に指定券も申し込めるが、私はしなかった。
旅の主目的が城めぐりで、所要時間が読めない場合があるため。
たぶん現地で乗る前にグリーン車指定席をとることになる。

Google Apps 無償版がドメイン追加出来なくなっていた

日付:
タグ:

2012年12月から無償版の新規登録が出来なくなった Google Apps だが、既存アカウント保持者はドメインを「追加」することで、新しいドメインでも Google Apps 無償版を使う事が出来た。
ところが、この「追加」が出来なくなっていた。

ドメインの「追加」は「エイリアス」とは異なり、全く別のメイルボックスを作る事が出来た。
たとえばプライマリドメイン araki.jp の Google Apps アカウントに example.jp を「エイリアス」で設定した場合、hoge@example.jp 宛メイルは hoge@araki.jp に届く。
これが「追加」の場合、hoge@example.jp と hoge@araki.jp は別々のメイルボックスになる。
そのため、既存アカウント保持者にとっては、2012年12月の新規登録終了は大きな問題にならなかった。

今回の変更により、「エイリアス」のみが設定可能となったため、同一ローカル部を増加ドメインごとに別メイルボックスとすることは出来なくなった。
Google Apps は無償版のが徐々にきつくなったものの1、その制限はあくまで制限強化後に登録されたアカウントが対象で、その前から存在するアカウントは従前どおりというのが常だったが、ドメインに関しては別ということのようだ。
まあ確かにドメイン「追加」という、いわば抜け道で、無償版既存ユーザーはいくらでもドメインを追加出来たし、また無償版アカウントつき中古ドメインの販売市場のようなものまで形成されているのでは、そこに制限をかけるのは、後から考えれば当然かも知れない。

現時点では、既に「追加」済みのドメインは従前どおり使用可能だが、今後はいささかの不安がある。


今後の増加ドメインについては、エイリアスでよしとするならば Google Apps に収容。
使い分けたいなら、Zoho といったところか。ただし Zoho から他に転送して使う場合、転送はやや遅れる印象。

有料も含めれば選択肢は多いが、今なら MXrouteCyber Monday 特別プランがおもしろい。
10 USD / year で、合計容量 10GB の中ならばドメイン数、メイルアドレス数無制限で利用出来る。


(2015/03/28 追記)

MXroute はプラン構成が変わって、どのプランでも「容量の中ならばドメイン数、メイルアドレス数無制限」になった。
今の Small プランは、前述の Cyber Monday 特別プランと比べて容量は半分の 5GB になるが、10 USD / year だ。



  1. 最終的には新規登録すら出来なくなった。 [return]

OpenVZ VPS 上の Debian で APT 時に warning が大量に出る問題の対策

日付:

OpenVZ VPS 上の Debian で、apt-get install などの際に、下記のような warning が大量に出る問題の対策。

dpkg: warning: files list file for package 'libgcc1:i386' missing; assuming package has no files currently installed

激安 VPS は、その仮想化技術が OpenVZ であることが多い。多いというか、大半そうだ。
その OS テンプレートがアレで、上記 warning が大量に出ることがある。
私が利用したことのあるものでは、BuyVM、LowEndSpirit、MiniVPS.us なんかが該当する。

山のような warning で気分が悪いので、次のようなスクリプトを書いた (LES のシェルスクリプトを参考にした)。

#!/usr/bin/perl
use Cwd;

$package = shift;
die('usage: ' . $0 . ' package(s)') unless($package);

$pwd = getcwd();
chdir('/var/cache/apt/archives');
while($package)
{
	fix($package);
	$package = shift;
}
chdir($pwd);
exit;

sub fix
{
	my($package) = @_;
	system(sprintf('apt-get download %s', $package));
	system(sprintf("dpkg-deb -c  %s_*.deb | awk {'print \$6'} | cut -f2- -d. | sed 's|^/\$|/.|' | sed 's|/\$||' > /var/lib/dpkg/info/%s:i386.list", $package, $package));
	system(sprintf('rm %s_*.deb', $package));
}

(amd64 などの場合は、21行目の i386 を書き換える)

使い方は、warning のログからパッケージ名をコピペして引数に。

# ./fix.pl libc6 gcc-4.7-base (以下略)

MiniVPS.US の激安 VPS を契約してみた

日付:
タグ:

MiniVPS.US の年 3.95 USD プランに在庫ができていたので、思わず契約してしまった。
が、今のところパケットロスがひどくて使い物にならない :-(

カタログスペックはこんな感じ。

  • 3.95 USD / 年
  • メモリ 128MB (vswap 384MB)
  • ディスク 5GB
  • 年間転送量 1TB1
  • 場所 ニューヨーク州バッファロー(?) (ping rtt 180ms 程度)
  • OpenVZ

INIZ のオランダ 64MB VPS (8 USD / year) を使っていたのだが、IPv4 アドレス値上がりのためとかで、契約更新ができなくなった。
INIZ は去年もニューヨーク 64MB VPS (7.99 USD / year) が契約更新できなかった。
まあ契約から1年たてばもっとコストパフォーマンスの良いプラン、または他社が登場するものなので、乗り換えればいい。手間だけど。
そんなわけで、メモリなど小さくても、とにかく激安な VPS が欲しいタイミングだった。

支払いを済ませると、即開通。

メモリ 128MB 程度の VPS はどんどん安くなっていて、5年前に TurnKey Internet の年 11.88 USD を見た時はウッヒョー! ってなものだったが、今や年 3.95 USD か……。
という感慨の中でさっそく接続してみると……何これ反応悪い。
ping -c 100 を複数の場所から合計数十回してみると、8~42% のパケットロス。30% 台が多い。

ベンチマークはこんな感じ。途中で ssh が切れてしまうので、screen の中でやり直した。

% wget http://freevps.us/downloads/bench.sh -O - -o /dev/null | sh
CPU model :  Quad-Core AMD Opteron(tm) Processor 2356
Number of cores : 1
CPU frequency :  1834.872 MHz
Total amount of ram : 128 MB
Total amount of swap : 384 MB
System uptime :   2:26,
Download speed from CacheFly: 115KB/s
Download speed from Coloat, Atlanta GA: 27.6MB/s
Download speed from Softlayer, Dallas, TX: 127KB/s
Download speed from Linode, Tokyo, JP: 116KB/s
Download speed from i3d.net, Rotterdam, NL: 137KB/s
Download speed from Leaseweb, Haarlem, NL: 91.8KB/s
Download speed from Softlayer, Singapore: 116KB/s
Download speed from Softlayer, Seattle, WA: 107KB/s
Download speed from Softlayer, San Jose, CA: 109KB/s
Download speed from Softlayer, Washington, DC: 110KB/s
I/O speed :  15.0 MB/s

ネットワークがやたら遅いのは、パケットロスの山だからだろう。
ディスク I/O も遅い。久々にダメな方の激安 VPS に当たった気がする。

OS 選択肢は CentOS / Debian/ Fedora / Scientific / OpenSUSE / Ubuntu。
だが Debian は squeeze のみ。しかも minimal ではない。
パケットロスで反応が悪い中でパッケージを削除しまくって、wheezy に dist-upgrade。
その間も ssh がブチブチ切れる。

apt していると、dpkg warning が山のように出る。これは OpenVZ VPS だとぼちぼち出くわすことで、対策可能

それにしてもここまでパケットロスが多いのは、DDoS でも受けているのだろうか。
2008年に Virpus がこんな感じで、即解約したのを思い出した。



  1. 1.2tb/yr, 100gb/mo と書かれているが、契約してコントロールパネルを見ると 1TB のようだ。 [return]

FortaCloud の無料(?) VPS その3

日付:

前回の記事では、CentOS を入れたものの、起動時に panic するようになってしまった。
どうもコンパネの裏側のつくりがアレな感じで、rebuild するたびになぜか新しいストレージができて、しかし割り当て容量は変わらないので quota に引っかかって rebuild も失敗する無間地獄。
しかたないので削除して作り直し……と思ったら、今度は IP アドレスの割り当てが失敗とかで VM が作れない。

いじる暇もなくなって放置していたが、ようやくサポートチケットをオープン。
2時間ほどで返事が来た。「削除するな」ということらしい。
VM 利用権は新しいものが発行された。

ちょうどフォーラムで「NAT ではなくなり、グローバル IP アドレスが直接付与されるようになった」との報告があったので、ついでに Ubuntu でもネットワークが使えるようになってたらいいなあという願望のもと、Ubuntu 13 ISO でインストール1
Ubuntu 13.10 は先月サポートが切れているので、とにかく minimal に。SSH サーバー等もまだインストールしない。

結論: 問題なく使える。DHCP も効く。
前回の記事の Port Forwarding やらは全く必要なくなった。
インストール完了しても、再起動したら DVD が立ち上がってくるのは変わらないので、Boot from first hard disk を選ぶ。
do-release-upgrade で 14.04 にしてから、色々入れていくことになる。

というわけで一応使えている。

  • 今後の動作がどれぐらい安定するか
  • 1ヶ月後、次の請求が来るのか (本当に初期費用だけなのか)

このあたり要経過観察。



  1. Debian は相変わらず 25GB なので選択肢から排除されている。 [return]

FortaCloud の無料(?) VPS その2

日付:

一昨日の記事では、ネットワークが使えなかった FortaCloud。
CentOS と Windows Server 2012 で使えたという報告がフォーラムに出ていたので、そっちを試してみることにした。
暫定的な結論としては、CentOS ではネットワーク使える。

Windows Server 2012 のライセンスは、確か DreamSpark で入手できたはず……と思ったら、DreamSpark アカウントが期限切れだった。
放送大学のメイルアドレスで認証を試みるが、対象外のようだ。
らくらく連絡網の申請ページが残っていたので申請してみたが、まだやってるのかな?
国際学生証を取った方がシンプルかも知れない。

というわけで、残る選択肢である、CentOS を試す。
OS テンプレートの CentOS カテゴリには、

  • CentOS 5.5(64-bit) no GUI (KVM)
  • CentOS 6.5 ISO ( 1.95GB )
  • CentOS 6.5 KVM

が見える。

6.5 KVM なら OpenVZ VPS における OS テンプレートみたいにインストール作業しなくて済むかと思ったが、どうも ISO と同じもののようだ。
GUI インストーラーをもっさり VNC っぽいもので操作する。

ありゃ、CentOS だとネットワーク使える。
Inbound Firewall はとりあえず全部削除でいい。
Port Forwarding を設定すると、そのポートについて 0.0.0.0/0 の Inbound Firewall ルールが作成されるので、必要に応じてそれを削除して、IP アドレスを限定した Inbound Firewall ルールを作り直す。
すでに Inbound Firewall ルールがあるポートについて Port Forwarding を設定しようとすると失敗するので、順番が大切。Knowledge base が間違ってる。

ベンチマークはこんな感じ。

% wget http://freevps.us/downloads/bench.sh -O - -o /dev/null | sh
CPU model :  QEMU Virtual CPU version (cpu64-rhel6)
Number of cores : 1
CPU frequency :  2500.088 MHz
Total amount of ram : 1877 MB
Total amount of swap : 238 MB
System uptime :   30 min,
Download speed from CacheFly: 1.16MB/s
Download speed from Coloat, Atlanta GA: 1.11MB/s
Download speed from Softlayer, Dallas, TX: 1.15MB/s
Download speed from Linode, Tokyo, JP: 1.15MB/s
Download speed from i3d.net, Rotterdam, NL: 1.15MB/s
Download speed from Leaseweb, Haarlem, NL: 1.16MB/s
Download speed from Softlayer, Singapore: 1.14MB/s
Download speed from Softlayer, Seattle, WA: 1.14MB/s
Download speed from Softlayer, San Jose, CA: 1.16MB/s
Download speed from Softlayer, Washington, DC: 1.16MB/s
I/O speed :  72.5 MB/s

CPU が「QEMU Virtual CPU version (cpu64-rhel6)」なので、仮想化技術は KVM で確定かな。
swap の数字が微妙なのは、とりあえず試しに入れてみるだけのつもりなので、突っ込まないで欲しい。
ネットワークは今時からすると遅いが、そもそも無料プランではポートスピードが 10Mbps に絞られている。
ディスク I/O は並。

重要なのは、これ、無料ということになっている。


というわけで一応ネットワーク使えることも確認できたので、もう一度 Ubuntu を入れてみた。
やっぱりダメ!
しかたなく CentOS に戻ったものの、色々やってたら今度は起動時に panic するようになってしまった。

なかなかキツい。

FortaCloud の無料(?) VPS を契約してみた

日付:

フォーラムをチェックしていたら、メモリ 2GB の無料 VPS というのが話題になっていた。
FortaCloud

Only US$0.50 verification fee, FREE forever after this!

とある。
運営元 FortaTrust は評判が相当アレだけど、まあ 1 USD 未満ならダメでもあきらめがつくと思って、契約してみた。

一応料金としては、0.50 USD + 税で、合計 0.55 USD。
しかし PayPal で払う場合、通常ならば業者側が負担するはずの手数料が追加される。0.35 USD。
合計 0.90 USD。だがなぜか請求額は 0.91 USD になる。

一応警告。クレジットカードではなく、PayPal で支払うべき。
または残高が少ないプリペイドの VISA 等。
普段使っているクレジットカードでの支払いは避けて欲しい。
まあ、海外の激安 VPS 全般に言えることでもあるが、今回は特に評判がアレなので。

それから、執筆時点でまだネットワークが使えるようになっていない。私の設定の問題と思われるので、追記予定。続きを書いた。 カタログスペックはこんな感じ。

  • 0.50 USD one time
  • メモリ 2GB
  • ディスク 10GB
  • 月間転送量 5TB
  • 場所 フロリダ州マイアミ (ping rtt 180ms)
  • おそらく KVM

注文関係の表示やメイルでは徹底的に 0.50 USD / 月 な感じに書かれている。
来月請求来るのかな? まあその値段でも、スペックからすると激安だが。

OS 選択肢はまあ普通なのだが、Debian があるのに使えない。
なぜか Debian はサイズが 25GB もあることになっていて、グレーアウトで選べない。
しかたないので Ubuntu 13.10 を入れる。

コントロールパネルは HostBill。
コントロールパネルに組み込みのコンソールは、ブラウザーベースの VNC かな?
ページを開いても肝心のコンソールは姿が見えない。ソース表示し、iframe を検索して、それを別タブで開く。
かなりもっさり。
インストール時のネットワーク設定は、DHCP は効かないので、手動で設定する。
ネットワーク設定ページが別途あるので、そこに書かれているとおりのものを入力する。
グローバル IPv4 アドレスではなく、プライベート IPv4 アドレスで設定する。

インストールが終わって再起動すると、なぜかインストール DVD が立ち上がる(笑)ので、Boot from first hard disk を選ぶ。

ネットワーク周りは完全に NAT で、初期状態では何もできない。
本当に何もできない。DNS を引くことすら。
Support -> Knowledge base にあるとおり、Inbound Firewall も Outbound Firewall も、CIDR 0.0.0.0/0 でポート 1~65535 を追加する。
が、やはり何もできない。ゲートウェイにすら到達しない。
わけわからん。とりあえず本日はここまで。


続きを書いた

Wable の激安 VPS を契約してみた

日付:
タグ:

たまたま Wable を見ていたら、一番安いプランが激安だったので、思わず契約してしまった。
Wable は、専用サーバーをやってる Incero が新しく立ち上げたクラウドブランド。

カタログスペックはこんな感じ。

  • 0.75 USD / 月
  • メモリ 512MB (vswap 512MB)
  • ディスク 10GB
  • 月間転送量 1,000GB
  • 場所 ワシントン州シアトル (ping rtt 110-120ms 程度)
  • OpenVZ
  • 一番安いプランでは、SMTP がブロックされる1

この価格で月単位の支払いが可能というのは、かなり珍しい部類じゃなかろうか。

支払い方法はクレジットカードか PayPal だが、日本では PayPal のみになる。
クレジットカードで支払うためには、Wable から電話認証が要求されるのだが、電話認証の対応国に日本が含まれていないためだ。
また、PayPal での支払いも、認証済み PayPal アカウント2で、Wable への登録メイルアドレスと PayPal への登録メイルアドレスが一致している必要がある。
とはいえ、今 PayPal をまともに使おうと思ったら、普通は認証済みにしているだろう。

場所はシアトル、ダラス、ニューヨークシティから選べる。
指定スペックの VPS を作れる権利を買ってるような感じで、契約後、そのプランのスペック上限の中で、スペックを指定して VPS を作る。
その際に場所も選べる。
私は日本から使うので、最も近いシアトルを選んだ。

OS の選択肢はだいたい普通 (リスト)で、私はいつも通りの Debian wheezy。
minimal ではないので、まずやることはインストール済みのいろんなものを削っていくことだ。

コントロールパネルは独自かな。一通りの機能はある。
ただ、SolusVM の「Rebuild」に当たりそうな「Reload OS」では、あらかじめ指定した OS で上書きされるだけで、他の OS に入れ替えることはできない。
入れ替えるには、たぶん一度 VPS を削除して、別 OS を指定して VPS を作る、といった手順になると思われる。
それをやると IPv4 アドレスが変更されそうな気がするので、試してない。

IPv4 アドレスは3個と書かれているが、最初に割り当てられたのは1個。
他は理由を示して要求すれば割り当てられるようだ。

逆引きは Bundle #3 以上のプランで設定可能ということで、今回の契約プランでは設定できない。
逆引きしてみると、192-168-1-1-customer-incero.com みたいな IP アドレスっぽい文字列を含むレコードが設定されている。
サブドメインではない SLD である。当然ながら正引きできない。

ベンチマークはこんな感じ:

% wget http://freevps.us/downloads/bench.sh -O - -o /dev/null | sh
CPU model :  Intel(R) Xeon(R) CPU E3-1230 V2 @ 3.30GHz
Number of cores : 1
CPU frequency :  3300.108 MHz
Total amount of ram : 512 MB
Total amount of swap : 512 MB
System uptime :   29 min,
Download speed from CacheFly: 105MB/s
Download speed from Coloat, Atlanta GA: 21.0MB/s
Download speed from Softlayer, Dallas, TX: 33.0MB/s
Download speed from Linode, Tokyo, JP: 11.9MB/s
Download speed from i3d.net, Rotterdam, NL: 9.29MB/s
Download speed from Leaseweb, Haarlem, NL: 108KB/s
Download speed from Softlayer, Singapore: 9.69MB/s
Download speed from Softlayer, Seattle, WA: 108MB/s
Download speed from Softlayer, San Jose, CA: 77.9MB/s
Download speed from Softlayer, Washington, DC: 163KB/s
I/O speed :  159 MB/s

ssh でいろいろ作業した際の印象は、かなりサクサク。



  1. 上位プランでも SMTP が使えるのは1個目の IPv4 アドレスのみ、しかも低速に制限されるとのこと。spam 対策としては結構有効に思える。 [return]
  2. PayPal に本人確認書類を送る必要がある。 [return]