最近、自宅で使っているファイルサーバー (もらい物 TeraStation。2003年製。RAID5 で 750GB) が、容量が心許なく、また動作音に不安定なものが混ざってきたので、リプレイスを考えた。
結局39,020円で 2TB RAID1 なファイルサーバーができちゃった。
hp ProLiant ML115 G5 が NTT-X Store で安売り (16,800 - 5,000 = 11,800円) してた (16,800 - 5,000 = 11,800円)ので購入。
ところがこいつ、結構やかましい上に、消費電力が比較的大きいようだ。
しかたないのでこれは仕事用サーバーにすることとして、ファイルサーバー用には NEC Express5800/GT110a を、これまた NTT-X Store で安売り (16,980 - 2,000 = 14,980円) してたので購入。消費電力がそこそこ小さくなってくれるようなので。
NAS 専用機だともっと消費電力が小さいのもあるようだが、個人的に root 持てないのは好みでないので、PC ベースで。転送速度性能と購入費用の面でもメリットがある。
ファイルサーバーには 2TB HDD を2台で RAID1 することとして、WD20EARS を2台購入。
- Express5800/GT110a
14,980円
- WD20EARS 2台 +ツクモ5年保証
24,040円
しめて39,020円也。
インストールするのは、いつも通り Debian。
オンボードの RAID はどうも Linux では使えないようなので、ソフトウェア RAID (md)。WD20EARS はパーティション設定にバウンダリを気にしてやらないと性能が著しく低下するらしいので、partman に任せず Alt+F2 で
sfdisk -H224 -S56 /dev/sd[ab]
してから partman の manual モード。
だが気づくとパーティションが GPT にされている。
さらに RAID1 の容量が 25% も目減りしている上に、GRUB のインストールが失敗する。
何度かやり直しても GPT フラグが立ったまま。
解決策はインストーラーの expert モードにあった。
expert モードで parted と cfdisk をロード、parted で label を msdos にしてから
cfdisk -h224 -s56 /dev/sd[ab]
するとすんなり通った (parted だけでもできるはずだが、cfdisk の方が慣れてて楽なので)。
……と思いきや md0 が degrade になっていた (sda1 しか入ってない) ので、
mdadm --manage /dev/md0 --add /dev/sdb1
と手動で追加する羽目に。rebuild は約8時間かかる模様。